結論から言いますと、初心者向け3Dプリンターをお勧めしません。
1万円台で買える下記のようなモデルです。
https://www.amazon.co.jp/dp/B08LZDNPGV
私の買ったモデルはこれです。
ただし、下記のようなメンテナンスを得意とする方で使う覚悟があるならばお勧めします。
・機械の分解が苦じゃない、すぐにバラすのは全然OK
・故障した変えパーツを自分で買って組み替えられる
・商品の代用をできる限りダイソーの商品とかで工夫するのが好き
詳細について説明していきます。
機械の分解が苦じゃない、すぐにバラすのは全然OK
私の3Dプリンターは3回に1回は分解必須です。
外れ個体を引いたからではないか・・・そう考えた時もありました。
でも途中から気が付きました。これ分解まで含めて仕様だわ・・・と
ノズル内部のフィラメントメンテ
ノズルの熱でノズルとノズル補助チューブの隙間に溶けたフィラメントが溜まっていきます。
すると、フィラメントが膨張していきステージとノズルの間隔が圧迫されていきます。
結果、ステージ台をえぐるくらいまで押し出されていることがあります。
↑みたいにならないように、ノズル内に溜まっているフィラメントを分解して取り除きましょう
毛根見たいなフィラメントが取れたらオッケーです。
コツとしては、ノズルのみを装置につけ温度が上昇し、溶けて固まる前にフィラメントを突っ込み固まったらズルズルと取り出します。
フィラメント詰まり
ローラー駆動部に熱が入り込み、フィラメントが溶けて固まってしまうことがあります。
この場合、分解してフィラメントを取り除いてあげてください。
故障した変えパーツを自分で買って組み替えられる
はい、ノズルです。
光の速さで壊しました。
なんでしたら初出力から失敗しました。
理由は上記のノズル掃除の一環でフレキシブル基板に熱を通してダメにしてしまいました。
こちらのノズルのために、新しい3Dプリンターを買うわけにも行かず、変えパーツを自分で揃えました。
購入するときマジ意味不明でした。
4mmの端子を使うので「B type, for X1 X2 X3 X4 X5」を購入ください。
若干博打で買いましたが、無事動作しました。
私は「X1」と箱に記載があったため、これを購入しました。
商品の代用をできる限りダイソーの商品とかで工夫するのが好き
先ほど、説明に使いました磁気プラットフォームですが、買うと3000円くらいします。
参考:https://www.amazon.co.jp/dp/B0BP4BXPLN
このプラットフォームですが、磁石のシートを使うことで自作&代用できます。
作り方はこんな感じ
①ダイソーで磁石シートを買ってきて、プラットフォームをまねて切ります
②切り抜いた磁石シートにラミネートを付けます
③フィラメントの吸着率を上げるためにラミネートにやすりをかけます
正直、付属のプラットフォームより精度がよくなりました。
3Dプリンターにはこのようなアレンジが要求されます。
最後に
いろいろと書きましたが、止まってもイライラせず愛がある形で接してあげればまあまあ使える形には持っていけます。
正直夜間に勝手に動いてくれる分には大感激、私より仕事してくれます。
私はこんな感じでメタセコ(.mqoで保存)→blender(.objで保存)→cura(.gcodeで保存)→現実に出力・・・と経ています。カード立てを作って連結し続けてます。
※モデリングは良いのですが、ここでもエクスポーターで苦戦をしました
慣れてくると毎日「ダイソーで変な物買ってみるような感覚」で新しいものを楽しめるので良い刺激にはなると思います。