令嬢とゴーレム その6

「私のシステムと町のゴーレムの権限は紐づいております。お嬢様、是非私のオペレーションを停止させることを推奨いたします。」

ゴーレムさんが得意げに言いました。

「それじゃあ貴方が死ぬのと同じじゃない!楽をしてきた人間達の代償としてあなたが死ぬのは間違ってるの!」

娘さんも続けて仰います。

そんな中、トロッコは一層スピードを増していきます。

「キャアアアア!!」

トロッコがバランスを崩し、娘さんが投げ出されてしまいました。

「クソ!届け!」

ご主人様が鞭を振るいましたが、あと一歩のところで鞭は届きませんでした。

ゴーレムはトロッコを蹴とばし、娘さんを抱きしめ転落していきました。

「クルド、レールは地下へ向かっている。このままトロッコにのって二人を探そう」

風月さんが言いました。

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