ハートオブプリンセスーその3

「ウオォオオオオ!!!」

魔王軍の一味が攻め込んできた中、自分と姫様は奴らを迎え撃った!

一人、二人、三人・・・奴らはあっけなく、簡単に迎撃できそうだ。

そのときだった!

一味の親玉がを掻き分けて出てきた。

「お前たちなかなかヤルみたいだな、金目の物をこっちに寄こしてくれれ ばこっちは手を引いてもいいんだ… ぜ?・・・お前は・・・?!」

「ん?お前ハリード・・・ハリードじゃないか!!何魔王軍の手先やってる んだよ!!」

「何って・・・俺は魔王様直属の盗賊団の団長になったんだ。魔王様は一 度死んだ俺に命を授けて下さったんだ。お前も魔王様の配下にならないか?昔みたいに一緒に夢を追いかけようぜ?」

「死んだってどういうことだよ!!なんで町一の秀才のお前が盗賊やってるんだよ!!ハリード、お前にいったい・・・」

バコッ!

自分は話に集中している間に一味の誰かに頭を殴られた。

朦朧とする意識の中、ハリードのことを見つめていた・・・。

カード: 組織の追っ手 ライバル

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