レンジ、私、マネージャーの3人は確かに石碑へ触れた!
そのはずなのに・・・
空を舞ってるんですけどぉおおお!!
というかどこここ?空?洞窟は???
あたふたしている私の隣でレンジが笑っていた。
「ははは!大成功だ!ついに来たんだぞ!!」
「笑ってないで何とかしなきゃ!このままだと落下死しちゃう!」
「おーたーすーけーーーー!!」
ああ!マネージャーが空気抵抗のない構えですごい速さで落下していく!
「ブースター起動!リリス!マネージャーを追いかけるよ!」
そうしてレンジは私を抱えてマネージャーを追いかけ始めた。
「レンジ!ここはいったいどこなのよ!」
「ここは僕らの世界の人類の祖先が住む異世界、トゥーリアさ!僕らの世界はこの世界の人類が移り住んで作られた世界だったのさ。」
はあああああああ????!!!
「さっさとマネージャーを捕まえて、リリスの両親へ会いに行こう!」
「あの~私の両親は幼いころに病気で亡くなってて、それで孤児院に預けられたのだけど・・・」
「リリス、君の両親は生きてるよ!父さんの記録にあった!君のペンダントは君の両親がこの世界に来られるようにするための鍵だったのだもの!!」
・・・たくさんの情報を整理する時間が欲しい・・・。
けど、こんな落下してる状態でも分かっているのは・・・私はとてもワクワクしているということ!